まんどうの今更ゲームブック

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2018-01-01から1年間の記事一覧

炎の魔剣 -鞘を求めて- 67

67 咄嗟に手を離した貴方だったが、体の一部に火傷を負ってしまった。 「そんな……馬鹿な……」 「コレで思い知ったじゃろ。慢心していたと」 「ジャベル!」 ジャベルと呼ばれた老人は、あの掘っ立て小屋の前で酔いつぶれていた爺さんだった。 「お主らが儂…

炎の魔剣 -鞘を求めて- 66

66 右に進むと、大きな縦穴に出た。縦穴の上の方にはキラキラと光る何かが見えていて、ここからでは良く見えない。こちらの通路には他に進める場所はないため、ここで行き止まりとなる。あなたにできるのは、縦穴の中央に出てみて光るものの正体を突き止め…

炎の魔剣 -鞘を求めて- 65

65 得体の知れない恐怖を感じた左の道を貴方は選んだ。最大限に警戒しながら細くなっていく洞窟を歩き進めると、次第に人の手が入ったような整った区画へと変わっていった。通路もかなり真っ直ぐに作られていて、時折直角に曲がるのだったが、3つ目の曲が…

炎の魔剣 -鞘を求めて- 64

64 「ほれ、これに納めてみい。納めたら距離を取るんじゃぞ?」 貴方は言われるままにフランベルジュを老人の差し出した鞘に納め、さっと距離を取る。 「ふむ、燃え上がったりはせんようだな。多少は儂の作った鞘を気に入ってくれたようだ」 貴方は礼を言…

炎の魔剣 -鞘を求めて- 63

63 この先が行き止まりなら、貴方の運命はそこで潰えるかも知れない。一か八かの選択に出た貴方だったが、どうやらこの場の危機だけは脱したようだ。 正しい道だろうか→79

炎の魔剣 -鞘を求めて- 62

62 逃げるフレイムイーターに、貴方は咄嗟に荷物から何か無いかと手にしたものを投げつけた! パッキィィィィンッ! アイオライトはフレイムイーターにぶつかると、溜め込んでいたらしい冷気を一瞬にして吐き出した! 「ギャアアオウウッッ!」 体の一部を…

炎の魔剣 -鞘を求めて- 61

61 貴方は恐る恐る足場をそろそろと進んでいく。足場は亀裂が入るようなこともなければ、先ほどのような強い風が吹いて奈落に落とされるような事も無かった。このまま順調に進めば後少しで向こう側に辿り着ける。そう思っていた貴方には一瞬の油断があった…

炎の魔剣 -鞘を求めて- 60

60 左の道を進んでいくと、少しずつではあるが、何かしらの生物の気配が感じられるようになってくる。やがて道が二手に分かれているのが見えてくる。 右の道を進む→20 左の道を進む→57

炎の魔剣 -鞘を求めて- 59

59 通路は次第に下向きの急な坂道となり、遂には水没していることが分かる。流石に潜って先を調べる様な準備はしてきていないため、この先の道を確認するのは断念する。直前の分かれ道の先も確認したが、すぐに行き止まりになっていた。そこで2番めの分岐…

炎の魔剣 -鞘を求めて- 58

58 貴方が泥水? を手に老人に近づくと、びっくりするような速度で泥水をひったくり、 「殺す気かぁ!?」 と、泥水を投げ捨て、空になったコップを投げつけてきた。完全にお冠で話を聞いてくれそうにない。 諦めて工房へ入ろう→71

炎の魔剣 -鞘を求めて- 57

57 洞窟を進んでいくと、心なしかひんやりしてきているように感じた。それでも歩を進めていくと、息が白くなってくる程の冷気となってくるのだった。急な冷え方に少々不安に感じていると、漸く開けた場所に出てこれたのだった。そこには氷柱が乱立し、氷柱…

炎の魔剣 -鞘を求めて- 56

56 貴方は縦穴が登れるかどうか調べるため、縦穴の外縁部に近づく。すると、なにやら糸のようなものが光ったように見えた。……これはもしかして 「キッシャアアア!」 蜘蛛の魔物、ジャイアントケイブスパイダーだ! ここは奴の巣だったらしい! すると光る…

炎の魔剣 -鞘を求めて- 55

55 スケルトン達が気付いていない内に近付き、何体か屠ろう……そう思ってそろりそろりと近づく貴方の足元から骨の手が生え、貴方の足首をつかむ! 急な事につんのめった貴方は大きな音を立てて、腐臭の立ち上る泥の中に頭から突っ込む。そこにさらなる骨の…

炎の魔剣 -鞘を求めて- 54

54 貴方が無数の手の中を掻き分けるように進むと さわっ ぺたっ ぎゅっ 腕達は貴方を触ったり、掌をくっつけてみたり、握ってみたりと気持ちの悪い事この上ない! しかも触られた所は気のせいか、温度が下がっている気がする! ……仮に実害がなくとも、夜、…

炎の魔剣 -鞘を求めて- 53

53 この先が行き止まりなら、貴方の運命はそこで潰えるかも知れない。この道が正しいとも限らないので、貴方は元来た道を分岐点まで戻ることにした。分岐点に戻った貴方は、 もう一つの道を行く→69 更に前の分岐でもう一つの道を行く→70

炎の魔剣 -鞘を求めて- 52

52 鉱山につくと、真っ先にどでかい工房が目に入った。ここなら剣の鞘も見つかるんじゃないか? そんな期待が高まる。他には鉱山へ続く道と、みすぼらしい掘っ立て小屋の入り口で酔いつぶれている爺さんの姿があるだけだ。 工房へ入る→71 老人に声を掛け…

炎の魔剣 -鞘を求めて- 51

51 貴方の警戒を見て取った店主は肩を竦め、貴方が出て行くのを見送った。後は鉱山で見つかることに期待するより無い。 鉱山に向かう→52

炎の魔剣 -鞘を求めて- 50

50 真ん中の分岐を進むと、松明の光に驚いたコウモリ達が、右の分岐へと飛んでいった。少し斜めに傾いた斜面を歩いて行くと地面の脆い所があり、先程と同じく斜面を滑り降りていくことになった。先程よりは傾斜が緩やかなため、落ち着いて滑り降りることが…

炎の魔剣 -鞘を求めて- 49

49 また一人、貴方は切り倒したのだったが、 ズンッ! 次の瞬間、胸から剣が生えてるのを見た。それが貴方の最後の記憶だった。 多勢に無勢END GameOver→97

炎の魔剣 -鞘を求めて- 48

48 「へえ? これは……ああ、見たことあると思うよ。一種の暗号……いや、独自の表記、かな。どういう由来か聞いても良い?」 貴方は経緯を話した。ただし、占いについては触れないでおいた。 「正しい道順が示された古文書ねぇ。ふむふむ。であるならコレは……

炎の魔剣 -鞘を求めて- 47

47 突然の貴方の奇襲に、先頭に立っていた男は敢え無く命の散らせた。どうやらこの強盗達の頭目だったらしく、何人かは逃げ去ってしまった。それでも何人かは武器を構えて貴方に対峙する。 時計を確認すること。 分の1の位が偶数→23 分の1の位が奇数→…

炎の魔剣 -鞘を求めて- 46

46 手に取る前によく観察してみる。深い藍色の美しい宝石、アイオライトのようだ。ひとしきり宝石を眺めてから貴方が手に取ると、ひんやりとした冷気が漂うのを感じた。ところで貴方は前回の冒険で手に入れた宝石をどうしただろうか? この冒険中、意識し…

炎の魔剣 -鞘を求めて- 45

45 気付かれない内にスケルトン共を一網打尽にすべく、貴方はフランベルジュの魔力でスケルトンを焼き払うイメージを頭に思い浮かべる。するとフランベルジュがオレンジ色に輝き始め、光は業火となってスケルトン共を焼きつくした! 炎の勢いは止まらず、…

炎の魔剣 -鞘を求めて- 44

44 貴方は手傷を追いながらも、一人、また一人と倒していった。幾人かは残っていたものの、貴方に恐れをなして逃げていってしまった。思わぬ襲撃に眉を顰める貴方だったが、ともあれ鉱山へと急ごう。 師匠の家は何処かな?→52

炎の魔剣 -鞘を求めて- 43

43 「やぁいらっしゃい」 本屋に入ると、店主が眠たげな目をこちらに向けて声をかけてきた。本屋の書物はどれもこれも手書きの巻物で、どれ一つ同じものがない。内容を少し読んでみると、謎解きや解読といった内容になっていた。もし手元によく分からない…

炎の魔剣 -鞘を求めて- 42

42 貴方は縦穴の中央まで歩を進めると、光るものの正体を探るべく目を凝らす。すると光っているものはゆらゆら動いているのが分かった。なんとなくではあるが、少しずつ大きくなっているような…… ベチャッ 突然何かが貴方の顔めがけて落ちてきた。粘液状の…

炎の魔剣 -鞘を求めて- 41

41 貴方は不穏な気配のする左側を進む事を避け、真ん中の道を進むことを決めた。道は時折蛇行しつつ水平方向に伸びていた。不意に強い風を感じたと思ったら、渓谷とも呼べそうな大きな谷間が現れる。向こう側へ渡された細い橋というか石の足場は当然ながら…

炎の魔剣 -鞘を求めて- 40

40 貴方はさらなる追撃を加える! 「ギィィィィィ!」 貴方の猛攻に怯んだフレイムイーターは、二歩三歩と後退り、急に方向転換して溶岩に向かって走り始めた! 腕達に体温を奪われていた貴方は、奴の急な動きについていけない! そんな! ここまで来て逃…

炎の魔剣 -鞘を求めて- 39

39 老婆が集中してる内に、貴方は宝石をこっそり回収して占い屋を去ることにした。ついでに占いで今出てる分を記録しておくことにする。 ●214121 を記録する 貴方が去り際に老婆の様子を窺うと、未だに一心不乱に集中していたのが見えた。 本屋にも…

炎の魔剣 -鞘を求めて- 38

38 このまま戦うか? それともフランベルジュの魔力を使うか? このまま戦う→55 フランベルジュの魔力を使う→45