まんどうの今更ゲームブック

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2018-01-03から1日間の記事一覧

少年アムルの冒険01 ~旅立ち~ 82

82 町に入った貴方は冒険者ギルドを訪れる。これから貴方の本格的な冒険者生活が始まると思うと、不安と期待、いや期待がより大きく広がっているのを感じていたのだった。 ~あとがき~ プレイして頂き有難う御座いました。一応のエンディングまでたどり着…

少年アムルの冒険01 ~旅立ち~ 81

81 森の中頃までやってくると何やら頭上が騒がしい。どうやら小鳥が騒いでいるようだ。何に騒ぎ立てているのかと注意してみると、木の根元から大蛇が登ろうとしているではないか! 小鳥を助ける→11 先を急ぐ→13

少年アムルの冒険01 ~旅立ち~ 80

80 頂上付近は二股に分かれていた。中央部分は窪んでいて、何故かテントのようなものが見える。 人が住んでいるのだろうか? そう思って近づこうとした時、テントの中から大きな生物がのっそり現れた。オーガだ! 駆け出しの貴方の手に負える相手ではない…

少年アムルの冒険01 ~旅立ち~ 79

79 「ほーれ、もう、ちょいっっとぉ」 貴方が木の枝から手を伸ばし、おじいさんが背伸びして竿を渡す。ギリギリ届く位置だ。枝先はある程度下方にもしなってるとはいえ、全然届かなかったんじゃ……? なにはともあれ竿を受け取った貴方は、枝先の帽子に狙い…

少年アムルの冒険01 ~旅立ち~ 78

78 蛇は何度も苛立たし気に牙を剥いてきた。それを何度か銅剣で受けつつも根気強く挑発を続けると、貴方に引く気が無いことが伝わったのか、蛇は森の奥へと退散していった。何度も振り返りながら……。 小鳥はどうしたろう? そう思って上を見上げるとつぶら…

少年アムルの冒険01 ~旅立ち~ 77

77 頂上に近づくにつれて、動物の骨が目立ち始めた。村の者達からも丘へは近づくなとずっと言われていたが、何か魔物でも棲んでいるのだろうか? このまま登り続ける→80 頂上を避け下っていく→68

少年アムルの冒険01 ~旅立ち~ 76

76 貴方の後ろに迫ったオーガが棍棒で薙ぎ払う! かろうじて銅剣で受けるも、遥か下方へと弾き飛ばされた。 オーガ自身も勢いをつけ過ぎたのか転げ落ちていったが、あの怪物がこちらに戻ってくれば貴方の命はない。 ダダダッ……ダダダッ! ダダダッ! その…

少年アムルの冒険01 ~旅立ち~ 75

75 森を進んでいくと、小さな祠が見えてくる。いつも来る時は何かお供えしていくのだが……。 木の実を持ってる→43 木の実を持ってない→66

少年アムルの冒険01 ~旅立ち~ 74

74 「つまらん小僧じゃ。さっさと去るが良い」 何かドルイドの気に障ったのか、つむじ風に追いやられてしまう。巻き上がる余りの木の葉の量に目を閉じたが、風が収まって目を開けてみると、森の終わり付近に立っていた。全身木の葉まみれになってしまって…

少年アムルの冒険01 ~旅立ち~ 73

73 丁度木片の話をし始めた時、 「おーい、おーい」 と誰かが呼ぶ声がする。振り返ると、貴方の村の若者が荷馬車を引いて近くまで来ていた。駆け寄ってみると、壊れた荷車で座り込んでいた人も居る。 「偶然通りかかってな。荷物を載せてやったんだよ」 「…

少年アムルの冒険01 ~旅立ち~ 72

72 貴方はすぐオーガに追いつかれ、その棍棒で持って激しく打ち付けられた! とっさに銅剣で受けるが、丘のはるか下の方まで転げ落ちてしまう。貴方はまだ生きているものの、目の前に迫るオーガによって、その命は風前の灯火だ! ダダダッ……ダダダッ! ダ…

少年アムルの冒険01 ~旅立ち~ 71

71 ミシミシ 枝を揺らしていると不穏な音が聞こえてきた。 「おおい! 危ないから下りてきなされ! もうええもうええ、あんたが怪我したら大変じゃ!」 おじいさんの心配する声で貴方は渋々木をおりていく。 「すまんかったのぉ。ああ、そうじゃこれ持って…

少年アムルの冒険01 ~旅立ち~ 70

70 次に、この森で手に入れたアイテムの内、木の実以外のアイテムはいくつあるだろう? 一つもない→74 一つ→19 二つ→14 三つ→5

少年アムルの冒険01 ~旅立ち~ 69

69 「ぬおお! 若様! ご無事ですかなぁ!?」 「お腹減ってるだけだよぉ。らいじょうふ、らいじょう……んぐっ」 行き倒れの知り合いはどうやら従者のようだ。従者の持ってきていた食料を、元行き倒れの男は一心不乱にかきこんでいる。 「おお、坊や、お礼…

少年アムルの冒険01 ~旅立ち~ 68

68 丘の半分ほどまで回り込むと平らになったところがあった。ここで一息入れよう。この位置からだと何とか町も見えるようだ。 それにしてもこの丘には生き物の気配が無い。いくら勘の良い野生動物とはいえ、遠目にもその姿を捉えられないような丘では無か…

少年アムルの冒険01 ~旅立ち~ 67

67 近道したのは自分だが、道中は冒険と言えるようなものではなかった。安全第一だと自分を慰めることにする。 次こそはちゃんとした冒険を!→82

少年アムルの冒険01 ~旅立ち~ 66

66 お供えになるようなものを持っていなかったので、祈祷だけ捧げていく。 静かに時間が過ぎ、貴方は先を急ぐことにする。 今度は何か持ってこよう→51

少年アムルの冒険01 ~旅立ち~ 65

65 いつもの道をいつものように行くだけ。ただそれだけだったが……。 「はぁ……」 道端で壊れた荷車にもたれかかってため息を吐く男性がいた。 声をかける→2 無視して進む→32

少年アムルの冒険01 ~旅立ち~ 64

64 オーガが突っ込んできたのをフラフラになりつつも何とか避けると、オーガは勢いがつき過ぎたのか止まれず転がり落ちていった。その間に貴方は町へと駆け込んだ。 既に討伐隊が組まれていたのか、すぐさま騎士団がオーガへと殺到し、速やかに処分される…

少年アムルの冒険01 ~旅立ち~ 63

63 「まだ十分熟れてないそうですが」 「おお! 10日ぶりの食事!」 ……よく生きてたな、と思う貴方だったが、まだ酸っぱそうなりんごにかぶりつく男の幸せそうな顔をみたらどうでも良くなった。 「プハーッ! こりゃあ良いりんごだ! もしかして『活力の…

少年アムルの冒険01 ~旅立ち~ 62

62 剣を上段に構えて威嚇し返すと、敵わぬと感じたのか、そそくさと森の奥へと消えていった。 小鳥はどうしたろう? そう思って上を見上げるとつぶらな瞳と目があった。小鳥は巣に頭を突っ込むと、何やら引っ張り出して貴方の足元へと落とした。何かの木の…

少年アムルの冒険01 ~旅立ち~ 61

61 「ん? 冒険者ギルドへの依頼票を持ってるのか? どれどれ。……なる程こりゃあ大変だな。急いで手配するよ」 顔見知りの門番はテキパキと手配してくれて手間が省ける。 「壊れた荷車の件だが、報告してくれた君にと、お礼が出てるぞ?」 そういって渡さ…

少年アムルの冒険01 ~旅立ち~ 60

60 色々あったが無事町にたどり着けたし、突発的なクエストをこなしたりそこそこだったのではないだろうか? 初めての冒険はそこそこだった!→82

少年アムルの冒険01 ~旅立ち~ 59

59 町に着くと早速門番の所に話をしに行く。顔見知りの門番だったのでやり取りはスムーズに進んだ。 「君が行き倒れを見つけたって子かい? 何か貰わなかったかね?」 手渡された黄色のメダルを見せると、 「おお、私の連れに間違いない。ありがとう坊や、…

少年アムルの冒険01 ~旅立ち~ 58

58 頭を狙って石を投げる! 時間を確認すること 分の一の位が偶数→52 分の一の位が奇数→29

少年アムルの冒険01 ~旅立ち~ 57

57 猿は威嚇はしてくるものの、けして近寄ろうとせず、貴方は難なくこの場を去ることが出来た。 いそいそ→81

少年アムルの冒険01 ~旅立ち~ 56

56 幸いこちらは風下でオーガに気付いた様子はない。あんな危険な生物が居る以上、山は即刻降りるに限る。下りたは良いがどちらを行くことにしようか? いつもの道で行く→65 森を突っ切る→54

少年アムルの冒険01 ~旅立ち~ 55

55 注意深く頭上を観察していると、毛むくじゃらの何かが下りてくるのが見える。……猿だ! 急いでこの場を離れる→57 持っていたら木の実を置く→30

少年アムルの冒険01 ~旅立ち~ 54

54 森に入るとそこかしこに動物達の気配がする。小鳥の囀り、小動物が落ち葉の中を駆け抜ける音。いつもの森だが、今日という日にここを訪れるのは、何だか新鮮な心地さえする。 森に少し入った所に、丁度周りの木が邪魔にならない日当たりのいい場所があ…

少年アムルの冒険01 ~旅立ち~ 53

53 慎重に慎重に先っぽへと移動していく。 ミシミシ 不意に枝から不穏な音が聞こえ…… バキィ! ズシンッ! 「坊や!」 哀れ貴方は木から落ちてしまった。幸い大した怪我ではなかったが、貴方の初めての冒険はここで終わる。 GameOver