少年アムルの冒険 02 ~初めての任務~ 51
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村にほど近い町までやってきた貴方は、ここで冒険者ギルドに登録することになる。
成長点 2
銅剣 攻撃値 2
総合攻撃力は計4。まだまだひよっこである。
冒険者ギルドに着くと、何やら期待で胸が膨らむのを覚える。二、三度深呼吸をすると意を決してギルドの扉を開く。
ゴクリ……。
少なくない数の視線がアムルに注がれる。幸いなことに、アムル位の少年がギルドにやってくるのはさほど珍しくないのか、殆どの視線はアムルから外れる。
ほっと安堵のため息を吐くと、アムルはギルドの受付へと歩を進める。
「今日はどんなご用事ですか?」
「えっと、登録をお願いしたいのですが……」
「ではこの板に手を載せて……はいもう良いですよ」
「え? もう?」
「貴方は当ギルドにて登録が完了いたしました。何かの際には体の一部をこの板に乗せれば様々な情報が引き出せます。それから……」
受付嬢の流れるような説明を必死に耳を傾けるのだった。
必死→80