ゲームブックの種類
救世主(勇者)型・英雄型・冒険者型
以上の三つが大まかな分類です。異論は認める(`・ω・)キリッ
大体どこかが危機になってて、それを救うべく立ち上がる英雄、王道ですね。
あれ? んじゃ英雄型と区別してるのは何なんよ? って話ですが、ずばり規模と分岐です。
英雄型は、割とそれなりのエンディングが幾つかあるタイプです。
NormalEndだとかGoodEndだとか……はてはTrueEndまで用意してあるってアレですアレ。
前回出した「火吹き山の魔法使い」なんかが英雄型です。……内容は悪役相手の盗賊ですが。
要はいくつかの死亡エンドではないエンディングがあるタイプです。
これが救世主型になると、エンディングらしいエンディングはTrueEndオンリーとなるわけです。
他の選択肢を取れば死、もしくは強制終了。
嫌らしいゲームブックになると、過去の選択が「え? 今ここで!?」みたいな現れ方もする。
日本産RPGなんかはほぼオンリー救世主型ですね。
敵と手を取り合うとか、出発点から乖離したエンディングがあるのは少ない。
今でこそ凝ったエンディングも増えたけどね。
最後の冒険者型は何よ? って言われると、エンディングを迎えるのが目的ではなく、シナリオ消化型ないしクエスト消化型という、キャラを長くプレイするRPG要素のあるジャンルです。
D&DとかT&Tとかですが、まぁまたこれらはわりと大きなくくりなので後日紹介します。
ここに更に作者の趣味によって小説風かラノベ風か分岐しますが……それはまた次回。