とある魔法学園の一日 29
29
残念なことにうまく授業に参加させられなかった生徒が出てしなった。
結局それからその子はもう暫く補習を続けることになってしまった。
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アレから数年たった今、私は先輩魔術師の手伝いをしている。
彼はもう直ぐ魔導師として大魔法協会から巣立っていく。
助手としてこないかと誘われているが、私はあの時のことが頭から離れず、自分自身のことを考えることができずにいる。
あの時の子供達はどうしているだろうか……。
無事に卒業できていたら良いが……。
(BAD END)
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