まんどうの今更ゲームブック

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2018-01-01から1日間の記事一覧

とある魔法学園の一日 33

33 今回のはザ・読み物。 私が取り扱う物語の世界観を出したいなぁ、と思って……主に伏線として。 でも着地点って本当に描きにくい。 後書きという名の愚痴でした。

とある魔法学園の一日 32

32 「魔法使い・魔術師・魔導師でーす」 「はい、正解」 Eの値に1を加算して記録する。 不要だろうが解説はお仕事→17

とある魔法学園の一日 31

31 「知りませーん」 ……答える気がどうとかいう問題じゃないな。 Bの値に1を加えて記録する。 他の子に当てよう。 普通の子→16 編入生→24

とある魔法学園の一日 30

30 「え……えと、神をかたったり代弁したりしない、人の種の肉を口にしない、原初の存在に関わらない」 「そうだな、正解だ」 普通の子はほっとしているようだ。 Eの値に10を加える。 詳しく解説→22

とある魔法学園の一日 29

29 残念なことにうまく授業に参加させられなかった生徒が出てしなった。 結局それからその子はもう暫く補習を続けることになってしまった。 ……… …… … アレから数年たった今、私は先輩魔術師の手伝いをしている。 彼はもう直ぐ魔導師として大魔法協会から巣…

とある魔法学園の一日 28

28 「君は何の属性が得意かな?」 「得手不得手はありません」 「魔術はどうかな?」 「まだそれほどには……」 「では水の魔法で弾を、作れるだけ作ってみなさい」 編入生は言われた通りに水の弾を作り上げる。 今まで見たこともないような手順で水の弾が生…

とある魔法学園の一日 27

27 Eの各桁の値で一番低い値はどうだろうか? 全て4以上→9 2~3→2 1以下がある→29

とある魔法学園の一日 26

26 「うー……神をかたらない、人を食わない、根源に関わらない……?」 「大体合っているな。 流石に実践にも関わることだと知識問題も覚えているんだな」 「いや、普通に生活してたら嫌って言うほど聞かされるだろ……」 ま、そうだな、常識問題だったな。 Eの…

とある魔法学園の一日 25

25 「では実技の授業をしようか。 確か君は実技は得意中の得意だったね?」 「おうよ、魔術だって扱えるぜ!」 「では君の一番得意な魔術を練り上げなさい。 用意がない、又は足りなければこちらで用意するが?」 「へへっ、いつでも準備おっけーだぜ」 そ…

とある魔法学園の一日 24

24 「昔は今より遥かにマナが濃く、才能があれば誰もが好き勝手に魔法を作れる、誰もが魔導師になれた時代でした。 結果として何のかせも無く、強大な魔導を行使し続ける危険な時代でもありました。 そのままでは世界の崩壊を危惧した、当時特に有力な魔導…

とある魔法学園の一日 23

23 「ここからは禁忌についての授業だ」 これは実践にも絡むことだからそれぞれの得意分野が色濃く反映されるだろう。 まずは知識問題……というか常識問題から。 「大まかに禁忌の種類を挙げて見なさい」 問題児に→26 普通の子に→30 編入生に→4

とある魔法学園の一日 22

22 「神の名をかたらず・神の言葉を代弁せず。 これは我々の祖先が神のゆりかごを追われた歴史に由来する。 神のゆりかごは酷く荒廃し、生命を育むこともできなくなった。 そこで当時の指導者達は神のゆりかごから、このユーテラルムに人々を導いた。 移り…

とある魔法学園の一日 21

21 実技が苦手なこの子には何をさせようかな。 「君の得意な魔法を使ってみなさい」 「は……はい」 彼は風の魔法で小さな弾を造ってみせる。 とはいっても余り目で確認できる物ではないが。 「風なんて地味な魔法使ってんのか?」 「風の属性は実は扱うのが…

とある魔法学園の一日 20

20 「魔法使いは弱い。 魔術師は中位。 魔導師は強い」 ……駄目すぎる。 「魔法使いが魔術師を破った話だってあるんだぞ?」 「気のせいじゃね? つか、そんな奇跡、そうそうあってたまるかよ」 くっ……腹立つ……。 Bに1を加算して記録する。 他の子にも当て…

とある魔法学園の一日 19

19 EからBの値を引く。 続いて評価に→27

とある魔法学園の一日 18

18 こうして本来ないはずの実技指導までを終えて私の退屈な(と噂の)授業は終わった。 Bの値はどうだろうか? 0のまま→27 1以上→15

とある魔法学園の一日 17

17 「君達には3つ挙げてもらったが、実際にはもっと上が存在する。 が、まぁ今はまだそれを知ったからどうと言うことはない」 「せんせーがせつめーさぼるのはよくねーとおもいまーす」 ……くっ……可愛げの無い。 そもそもそんな上位の存在は、私だって縁が…

とある魔法学園の一日 16

16 「あ……えっと……。 昔は今より更にマナが濃くて、魔法がたびたび暴走した……からです」 うーん……足りない。 「少し足りないな、まだ歴史の本を読み込んでいなかったかな。 マナが濃かったのは確かだが、魔法が暴走したのは間違いだ。 その頃には魔法とい…

とある魔法学園の一日 15

15 Eの1の位の値は Bより大きい→19 Bと同じか小さい→12

とある魔法学園の一日 14

14 「例をあげて説明しよう。 魔法使いは既に型が決まった魔法を用意し、それを行使する。 いわば制服のような物だ。 魔法使いとは、決められた服を用意してただ着る者の事を指す。 次に魔術師は既に型の決まった魔法を用意し、それらを組み合わせて行使す…

とある魔法学園の一日 13

13 「そもそも始めに魔法の概念は無く、多少の才さえあれば誰もが願いをそのまま魔導として行使できた時代があった。 魔導とはマナから望みの効果を生み出すもの、つまり感情が魔導に直結するという極めて危険な状態だった。 事実争いは絶えず、地は裂け、…

とある魔法学園の一日 12

12 私はこの補習に置いて問題児をうまく授業に参加させられなかった。 そのため彼は授業そのものに興味を示さなくなり、やがて他の授業にも顔を出さなくなったらしい。 ……… …… … あれから数年たった。 私はあの後直ぐ教師をやめ、先輩や同輩の研究を手伝っ…

とある魔法学園の一日 11

11 「ここまでで魔法は魔導の濫用を避けるために生み出された物だと理解したな? では魔法は魔導や魔術と比べて劣っているか? 実は洗練された魔法という技術はそれを組み合わせて使われる魔術や、0から生み出す魔導と比べて非常に無駄がない。 魔法使い…

とある魔法学園の一日 10

10 「魔法使いは、先人達がマナの運用法を定めた雛形にそって用意した魔法を用います。 魔術師は、雛形を深く理解し、それらを組み合わせて別の効果を作り出して用います。 魔導師は、新たな雛形を自ら作り上げ、それを行使することができます」 まぁなん…

とある魔法学園の一日 09

9 満遍なく授業に参加させて、かつ長所を生かす授業ができたようだ。 彼らは優秀な成績を収めたと報告しておかなければな。 ……… …… … アレから数ヶ月がたった。 あの頃の私は非常勤講師だったわけだが、これがきっかけで正規の講師になったのだが……。 「た…

とある魔法学園の一日 08

8 「はい。魔法使い・魔術師・魔導師です」 「よろしい、正解だ」 まぁ順当だな。 Eの値に100を加算して記録する。 不要だろうが解説はお仕事→17

とある魔法学園の一日 07

7 「え……えっと、魔法使いはあらかじめ用意した魔法を使います。 魔術師は、複数の魔法を組み合わせることができ、この場合も組み合わせる前の魔法を用意する必要があります。 魔導師は完全に新しい魔法を作り出し、その行使には用意が必要です。 ただ魔導…

とある魔法学園の一日 06

6 「今日、タブーを破ることによる罰らしい罰は発現し難くなっている」 「なんで?」 「それぞれの道の力ある魔導師が守護者となり、道を正すからと言われている」 「ま、魔導師……と言うことは守護者は元は人だったのですか?」 「そうだ……最大の守護者と呼…

とある魔法学園の一日 05

5 「え、えっと……魔法使い・魔術師・魔導師……です」 「その通り、正解だ。 もっと自信を持ちなさい」 「は……はい」 むう……元気がないな。 まぁ……授業を続けよう。 Eの値に10を加算して記録する。 不要だろうが解説はお仕事→17

とある魔法学園の一日 04

4 「神の名をかたらず・神の言葉を代弁せず。 人の種に近い者の肉を口にしない。 原初の存在:オリジンズと関わらない」 「良い答えだ」 まさに教科書どおり。 Eの値に100を加える。 詳しく解説→22