ゲームブックを作ろう その10
3つ目のシーンを作る
C.垂直の段差
【C】
洞窟の中は一定間隔で松明が掲げられていて、うっすら明るく照らされている。
貴方が入り口から洞窟を右へと進んでいくと、垂直に切り立った段差が見えてきた。高さは貴方の背丈の二倍はありそうだ。
どうしようか?
フック付きロープを持っていて使ってみる→【C01】
足場が無いか探してみる→【C02】
何とか登れないか頑張ってみる→【C03】
引き返して別の道を行く→【C04】
【C01】
フックを投げて何度か目、しっかりと引っかかったのを確認したあなたは難なく段差を登り切ることが出来た。
段差の先へと進む→【E】
【C02】
登れそうな足場は無い。ただ、段差の壁は脆く感じた。
錆びた剣を持ってて足場にしてみる→【C0201】
諦めて引き返し、別の道を行く→【C04】
【C03】
助走をつけてジャンプ! 壁をけって2歩3歩……惜しい! あと少し!
手ごたえを感じたあなたはもう一度助走をつけて、前より強く地面を蹴り、壁を蹴り……
ボロッ! ゴギッ!
脆かったらしい壁が崩れ、バランスを崩したあなたは運悪く腰から落下してしまった。
腰をやってしまった貴方は試験時間が過ぎて助けが来るのを待つだけの身となったのだ。
【C04】
見るからに進めそうにないので引き返すことにする。
もう一つの道へと進む→【B】
【C0201】
頭の高さ辺りに剣を突き立てる。壁が割ともろそうなことに気付き、しっかりと突き立てることにする。ただ、この方法をとると剣を手放すことになる。
剣を突き立てて登る→【C0202】
フック付きロープを持っていて使ってみる→【C01】
何とか登れないか頑張ってみる→【C03】
引き返して別の道を行く→【C04】
【C0202】
柄だけ残った剣の足場は安定していて、何度かの試行を経て、段上へと昇り切ることが出来た。錆びた剣を失う。
段差の先へと進む→【E】
【B】
【E】
やる事は前回と変わりません。項目も9しかないのでエラーも見つけやすいでしょう。
シーン名【C】を先頭に、途中別のシーンへの移動ルート【B】【E】を空の項目で作っておくだけです。後でつなげる時に消すのですが、無いとgamebookcompilerでエラーが出ます。
Bとは違ってアイテムが無いと進めないようにしてみました。王道ですね。
一部の選択肢はアイテムの取捨選択を迫るようにしました。あまりしつこくあれも出せ、これも出せ、とやるとイラっとするので、多くても3つまでにすることをお勧めします。
後は同じようにD・E・Zも作っていけばいいのです。