とある魔法学園の一日 09
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満遍なく授業に参加させて、かつ長所を生かす授業ができたようだ。
彼らは優秀な成績を収めたと報告しておかなければな。
………
……
…
アレから数ヶ月がたった。
あの頃の私は非常勤講師だったわけだが、これがきっかけで正規の講師になったのだが……。
「たんにーん、とっとといこーぜー」
「あ、あの、そんな先先行っては……」
「あの名門学校が交換留学先でしたか?」
……あの三人の、三人だけの担任となっている。
何故だ。
「愚痴ってねえで行こうぜ!?」
「あ、あんまり大きな声は……」
「注目を浴びちゃってますよ……」
本当になぜだ……。
(TRUE END)
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